ラジオのある番組で聞いたのだが、都内の何か所かにミルクスタンドがあって、いろいろな種類のミルクを売っているそうだ。例えば、夏に青々とした草を食べて育った牛のミルク。これはさわやかでゴクゴク飲めるとか・・・ ミルクも多様性の時代だ。
牛乳といえば、戦後間もない頃、学校給食に進駐軍が放出した脱脂ミルクが使われた。とてもまずくて、学童たちは、先生に見つからないようにした捨てた。そのため学校の流しが真っ白になったそうだ。これは私よりも少し若い世代の話で、私の時代は給食も無くて、みんな飢えていた。
私が東京農工大学に勤務していたころ、大学構内に牛が数頭、飼育されていた。そして、授業科目に、その牛を用いて搾乳の実習があった。噂話では、牛たちは女子学生が嫌いだという。男子学生には搾乳させるが、女性学生がやってくると蹴飛ばす。本当かな。牛が性差別をするかなあ。
天の声「そんなことを話題にするのが性差別だ」