デジタルの時代である。
デジタルの英語のスペリングは digital 。私は、これをカタカナ表記する時はデジタルよりもディジタルがよいと思う。
しかし、お役所名もデジタル。デジタル担当大臣の河野さんは、語学が達者なので有名な方だ。英語はペラペラ。なんでディジタル担当大臣といわないのかなあ。
大昔、私が子供の頃、つまり戦後間もない頃、発疹チフスという感染症が流行した。この病気はシラミが媒介する。そこで、お役所はDDTを住民の頭に噴霧して、シラミ退治をした。この薬剤DDTを、みんなは「デーデ―テー」と呼んでいた。
学校では父兄会という呼び名が、PTAになった。「ピーテーエー」だった。
あれから何十年も経って、語学教育は進歩した。今はピーティーエーという。「ディスる」なんて言葉もある。それなのに、digital はデジタルか・・・
こんなことを考えるのは私だけかなあ。
天の声「暇人のあんただけだ」