冷やし中華の季節になった。昨日、昼食にコンビニで買った冷やし中華を食べた。プラスチックの容器に、麺、錦糸卵、キュウリ、焼き豚、紅ショウガ、からし、たれ(袋に入っている)などが整然と入っていた。自分の家でつくるとしたら、材料を集めるだけで大変だと思った。
 私が若い頃は、冷やし中華を見たことがなかった。それで比較的新しく考案された食品だと思っていた。カップ麺、カニカマ、レトルトカレーと同じように、日本で生まれた人気食品だと思っていた。
 しかし違うらしい。辞書を引くと、冷やし中華とはリャンバンメン(涼拌麺)のことと書いてある。やっぱり中国で生まれたものだろう。
 昔、友人と田舎の小さな食堂に入った。時間がなかったので、急いで食べる必要があった。暑い日だったので、私は冷やし中華を注文した。そうしたら、友人が「やめた方がいい。時間がかかる」といった。「麺をゆでて、それから冷やすのだから・・・」
 その通りだった。

 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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