今年のゴールデンウィークも終わった。ラジオで、「今までに最も思い出深いゴールデンウイークは?」 という話をしていた。
私にとっては、息子の誕生した年のゴールデンウイークかなあ。
いまから50数年前のゴールデンウイークの真っただ中に、息子は生まれた。かなり暑い日だった。
仙台の大学病院で生まれたのだが、かみさんの病室は2,3人の人と同室だった。病室といっても、産婦さんたちは病人ではない。みんなすごく明るくて朗らかだった。
かみさんははじめてのお産だったので、先輩方にいろいろ教わったり、お世話になった。母乳を分けてくれた人もいた。
看護士さんが息子を抱いて私に見せてくれ、「目鼻立ちの整った、かわいい赤ちゃんですよ」といった。たしかに、目がパッチリしていて、髪の毛も生えていて、可愛かった。
このことを今でもよく覚えている。
親バカだなあ。