一昨日あたりから腰が痛い。帯状疱疹の痛みがようやく薄らいできてホッとしていたところなのに、今度は腰が痛くなって憂鬱である。
もっとも、腰痛は今まで何度も経験しているので、あわててはいない。
昔、ぎっくり腰になった。あの時はひどかった。身動きできないほど痛かった。今回のは、姿勢を変えるときに痛いだけで、そのうち治るだろうと、たかをくくっている。
家庭医学書を見ると、10人のうち8人は生涯に一度は腰痛を経験すると書いてある。また、3か月以上痛みが続く人は約1割しかいないと書いてある。それほど心配するなとも書いてある。
昔、曽野綾子さんの本の広告が新聞に載っていた。なんという本かは忘れてしまったが、老人の心得・格言のようなものが書かれていた。例えば、「巷にあふれる健康法に振り回されない」、「今日がほどほどにいい日なら、それでいい」などなど。
その中に、「体中が痛いのは治らないが死にもしない」というのがあった。
なるほど、年をとると、みんな体が痛くなるのだ。痛みに付き合って、生きていくより仕方がないらしい。
天の声「そのようだ」