先日ラジオで聞いた話だが、フランスはデモやストで大変な状態らしい。マクロン政権が年金制度改革を強行しようとしているのに対して、国民が怒っている。市役所の職員がストをしているので、パリはゴミだらけ。ネズミが増えているそうだ。
フランスに限らず、ヨーロッパの国々では、ストやデモがよくおこなわれる。しかし日本では、ストやデモはめったにない。岸田政権に対しては国民は不満をいっぱい持っていると思うのだけれど・・・
野球・サッカーの試合やハロウィンなどの行事では、大騒ぎになる。エネルギーはいっぱいあるのに、ストやデモには、そのエネルギーがまわっていかない。
大昔、私が学生の頃は、学生運動が活発だった。入学早々、国立大学「学費値上げ」案が発表されて、反対運動が起こった。自分たちの学費は値上がりするわけではないのに、後輩のためだった。
それから何年か後には、安保闘争がおきて、世の中は騒然となった。
ストやデモで世の中が騒然となるのは望ましいことではないけれど、あまりおとなしくて、無気力なのもどうかと思う。
政権を刺激するために、時にはデモやストがあってもいい。
天の声「無責任に言うな」