この頃「ミステリー イン 上海」というドラマを見ている。「Miss S の探偵ファイル」というサブタイトルがついている。1930年代の上海が舞台で、レトロな風景がいっぱい出てくる。
主人公は、フランス・パリから返ってきたばかりの女性。美人で、お金持ちで、そのうえ頭がよくて名探偵。他の登場人物も美女が多く、チャイナドレスを着ている人もいて、艶めかしい。
2時間のミステリードラマを見ていると、登場人物が多くて覚えきれず、わからなくなることがある。日本のドラマでさえそうだから、欧米の作品はなおさらだ。中国のものはもっと難しい。中国人の名前は、アンとかチェンとか簡単なようで紛らわしく、それに男か女の名前かもよくわからない。
その時代、上海の上流階級は、欧米かぶれの人が多かった。自動車を乗り回し、夜にはクラブで酒とダンスに興じていた。楽団がいて、生で西洋の音楽を演奏している。この間見たドラマでは、トランペットの奏者が、犯人だった。トランペットを細工して、吹き矢にした。
でも、細工をしたせいで、音が少し変だったという。それを音楽好きの人が気づいて、犯人を見つけることが出来た。なかなか面白かった。
あっ、これってネタばらしだな・・・ごめんなさい。