電子レンジが故障してしまった。電子レンジは毎日使っている。前にブログに書いたことがあるが、「電子レンジ」と「パソコン」と「温水洗浄便座」の三つは、私にとって「3種の神器」だ。毎日お世話になっている。
昔は、家電が壊れると、近くの電気屋さんに駆け込んだ。街中には小さな電気屋さんがあった。オヤジさんがいて、電気のことなら何でもやってくれた。家電の据え付け、ちょっとした故障の修理、買い物の相談など。お年寄りが電球を買うと、うちまで来て取り付けてくれたりした。
そんな街の電気屋さんがすっかり消えてしまった。家電を買うのは大抵量販店。故障すると大変。どこの量販店で買ったか忘れたり、その量販店がどこかに移転していたりするし・・・製品のサービスセンターに連絡しようとすると、これがまた厄介だ。高い出張費をとられるし。
街の電気屋さんが懐かしい。まだ各家庭にテレビがない頃は、電気屋さんのショーウインドーのテレビを外から見て楽しんだ。プロレスの大きな試合があった時には、大勢が押し合いへし合い、とうとうガラスが割れた。電気屋のオヤジさんが怒ってテレビを消してしまった。大昔のことだなあ。
天の声「あんたの話はみんな大昔ことだ」