先日、ラジオにお菓子の専門家が出演していた。ショート・ケーキは日本が発祥の地だという。不二家がはじめて作ったのだそうだ。へえ、そうなのかと感心した。
ショート・ケーキはスポンジ・ケーキを台にして、それを重ねた間や上に、クリーム・果実などをのせたものである。果実の定番はイチゴだ。このイチゴが問題。切り分けるのを難しくしているし、子供の喧嘩のタネになる。うちの息子も、幼い時に友達の女の子と喧嘩した。本人は忘れているに違いないけれど。
ショート・ケーキは日本の発明だとして、土台のケーキは、西洋発祥のものだろう。西洋の人が、毎日のように食べているイメージだ。
大昔、アメリカに留学していた時、教授の家で夕ご飯をご馳走になった。その時、食後に大きなケーキが出てきた。私は甘いものが苦手だし、満腹の状態。でも、奥様の手作りだし、断るわけにいかない。ようやく食べたら、「おかわりをどうぞ」と言われた。
今のことは知らないけれど、昔、クリスマスが近づくと、街頭でケーキを売っていた。クリスマスを過ぎると、途端に値打ちが下がって、すごく値引きをした。女性の年齢みたいだといった人がいた。24までは価値が高いが、25を過ぎると・・・大昔はこんなひどいことを言っていた。