先日ラジオを聴いていたら、学帽の話をしていた。昔は大学生は角帽をかぶっていた。特に早稲田大学の角帽は、他の大学の帽子よりも角ばってとんがっていて、特徴的だった。創始者の大隈重信さんが、どこにいても早大生だとわかるようにと、この形にしたのだという。
 しかし、大学生が私服を好むようになり、制服・制帽はすたれてしまった。早大近辺にも、昔は角帽を売る店がたくさんあったのに、今はどんどん減っているそうだ。
 昔、私が大学(早大ではない)に入ったころは、まだ角帽があって、みんな入学式には角帽をかぶって行った。しかし入学後すぐに、かぶらなくなってしまった。時代の変わり目だったのかなあ。
 今は制服・制帽が好まれない時代のように思えるが、制服が好きそうな(?)人たちを見つけた。小池東京都知事と都の職員である。テレビで小池さんの姿が映ったら、ジャンパーのようなものを着ていて、その周りの職員も、同じジャンパーを着ているのを見たことがある。
 小池さんは、この冬、電力事情から暖房の温度を下げると言った。そして寒さ対策として、タートルネックを着ると言い出した。
 そうなると、多分、都の職員たちも、タートルネックを着るだろうと、識者が言っていた。都庁の前で、タートルネックを販売すると儲かると、冗談を言っていた。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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