政府はポイントで、国民を釣ろうとしている。たとえば、マイナンバーカードを普及させるため、つくると最大で2万ポイントもらえるという話である。そのほか、節電するともらえるポイントとか、節ガスでもらえるポイントを計画中らしい。ある識者が、「さもしい」とコメントしていた。ポイントで釣る政府もさもしいし、つられる方もさもしい。
政府だけではない。街で買い物した時も、飲食した時にも、ポイントがつきまとう。レジで、「ポイントカードをお持ちですか」と聞かれる。
私の生活は、ポイントと関係ない。ポイントカードはまったく持っていない。持っていないというと、「カードをおつくりしましょうか」と言われる。でも、断っている。なんだか面倒だし、よくわからない。ついていけない。そのたびに、現代の社会からドロップアウトしてしまったようだと感じる。
ポイントなどという面倒なことをしないで、現金で値引きしてくれればいいのにと思う。どうして、ポイントにするのか。
ポイントを運営する会社がある。結局その会社が儲ける仕組みになっている。政府も商店も、カード運営会社とつるんでいるのかなあ。