私は西部劇映画が大好きだ。今は西部劇の映画は絶滅状態だけれど、昔は、たくさんつくられて、日本に輸入された。その時日本語のタイトルがつけられる。タイトルの付け方には、いくつかのパターンがある。
まず、そのままカタカナにしたもの。たとえば、「シェーン」Shane とか「リオ・ブラボー」Rio Bravoがその例だ。
それから、英語のタイトルを直訳したもの。「OK牧場の決闘」Gunfight at the OK corralとか「リバティーバランスを撃った男」The man who shot Liberty Valance などがその例である。
英語のタイトルとほぼ似た訳は、「大いなる西部」The big country, 「荒野の7人」The magnificent sevenなど。
原題と全然違う例もある。たとえば「荒野の決闘」。ジョン・フォード監督の名作だが、原題は”My darling Clementine”。 この映画は単なる西部劇ではなくて、拳銃 の使い手だが女性にはウブな男の物語で、一種の青春映画だ。「愛しのクレメンタイン」の方がよかったのではないかなあ。
西部劇の話を書いていると、いろいろなシーンが頭に浮かんできて楽しい。
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