花屋さんが困っているという。昨今は冠婚葬祭は派手にやらなくなってきた。そこで花の需要が減ってきた。また、円安で中国から輸入される花の値段が上昇した。そして原油高。花の種も苗も肥料も、流通コストも高くなってしまった。異常気象もマイナス要因。さらにコロナが追い打ちをかけた。
花の業界全体が不景気だそうである。花の取引量も減っているし、花の種類も減っている。私は別に花好きではないけれど、そんなことを聞くとちょっと淋しくなる。
あるラジオの番組で、若い女性が、プロポーズの時には、バラを100本持ってきてほしいと言っていた。バラ100本はどのくらいの嵩になるのか? 一人で抱えることは出来るのだろうか? 値段は? およそ5.5万円ぐらいだそうだ。こういうプロポーズをする人が増えれば、花屋さんはニコニコだけれど。
先日の安倍元首相の国葬の際には、献花の長い長い列ができた。約2万人の人が献花に訪れたそうである。花屋さんは、きっとニコニコしたろう・・・これって不謹慎で不適切な発言かな。
天の声「気をつけなさい」