この間ラジオを聴いていたら、今の学生アルバイト事情が話題になっていた。いろいろ新しいスタイルのものがあるらしい。たとえば、iPadを背負って、渋谷の街を歩くアルバイトがあるそうだ。iPadの画面には、宣伝用の動画が映っている。いわば、現代版サンドイッチマン。
自分の自動車のリアガラスに宣伝用のシートを張るのもある。車を走らせるだけで、特に仕事をしなくてもいいらしい。
鍛えた筋肉に企業のロゴを貼り付けるアルバイトもあるそうだ。それを写真に撮って、SNSに載せる。プロテインの広告とのこと。
私の学生の頃は、アルバイトといえば家庭教師だった。私もやった。私が教えたのは中学生で、高校受験のためだった。しかし、エスカレーター式に中学から高校へ行ける学校だったので、よほど悪い成績でない限り大丈夫。緊張感なしだった。私は練習問題を出して、彼が解いている間、そばに積んであったサザエさんの漫画の本を読んでいた。彼は無事高校に進学できた。私も、サザエさんを全巻読破した。めでたし、めでたし。
天の声「現代の学生さんが聞いたら腹を立てるよ」