都内のどこかに金魚の幻想的な展示場があって、とても人気があるとラジオで聞いた。見てみたいけれど行けそうもない。
金魚はフナの変種である。中国が原産地で、日本には1500年ごろ渡来した。そして品種改良が行われて、ワキン、リュウキン、デメキン、ランチュウなどが生まれた。日本の文化だ。
金魚は欧米でも人気があるらしい。私は欧米のミステリードラマをよく見るのだが、金魚がしばしば登場する。最近では、金魚を飼っている水槽の底に敷いてある小石が、盗んだダイヤの隠し場所というドラマを見た。
昔、ある化粧品会社が栃木県に新しい施設をつくって、そのお披露目の会が開かれた。行ってみると、いろいろな模擬店があった。社員さんたちの手作りの餃子の店などなど・・・
その中に、「金魚すくい」があった。早速やらしてもらうと、なんと金魚が何匹でもすくえる! 金魚すくいは、薄い紙を貼った輪で金魚をすくいあげる遊びだが、紙がすぐに破れるところが肝心なのだ。ところが、この金魚すくいは、丈夫な紙が輪に貼ってある。つまり、なかなか破れない。
金魚すくいは、下手な人がやるとすぐに破れてゲーム終了になるのが面白いのであって、破れずに何匹でもすくえてしまうと面白くない。サービス精神旺盛なのは良いけれど、ちょっとやりすぎだなあ。
天の声「それでも結構楽しんだのだろう」