このブログが、電子書籍として出版された。私はいままでに20冊ぐらい本を書いてきたが、今回の出版は、今までとは違う。何しろ86歳になってからの本だ。とてもうれしい。
85歳を過ぎて、老人ホームに入居して、いろいろ考えた。さあ、これからなにをするか? いや、なにか出来るか?
まだ体も頭も何とか動く。動けるうちは何かやりたい。
いろいろ考えた末、いや、本当はあまり考えもせず、ブログをはじめることにした。毎朝、目が覚めるとパソコンに向かって、とりとめのないことを書いた。
そのうちに欲が出てきた。まとめて本にしたい! 本になれば、老人ホームに入ってから「何かを成し遂げた」という気持ちになる。
幸いにして、創土社の社長の酒井さんの目にとまって、本にしていただくことになった。
話が始まってからいろいろあって、結構時間がかかってしまったけれど、ついに出版することができた。ご苦労をかけた創土社の皆さまに感謝している。
バンザーイ! 今夜は乾杯だ。飲むぞ!
天の声「そんなことがなくても、毎晩飲んでいるじゃないか」