新型コロナウイルスの感染は、なかなかおさまらない。しかし、経済をまわす必要があり、外国の観光客を受け入れたい。でもウイルスの感染拡大は怖い。
 そこで外国からの観光客を安全に受け入れられるかどうか、政府が実験したそうだ。アメリカからきた7人を二つのグループに分けて旅行してもらい、安全に旅行できるかどうか調べたという。
 ずいぶん規模の小さな実験である。また政府の肝いりの旅行とあれば、行く先々の旅館などは、安全に気を使うにきまっている。でも、この実験で「安全でした」ということになったらしい。来月から、一気に緩和して外国人観光客を受けいれることになった。
 ヨーロッパの国の話を聞くと、コロナのことなど忘れて暮らしている人が多いという。マスクもしない。感染しても、別に騒がない。コロナはふつうの風邪扱いだ。
 日本は、政府も国民もコロナに神経質な一方で、そうでないところもあって、ちぐはぐである。PCR検査をしなくなって、検温するだけ。一方では、みんなマスクをしている。マスクをしないと白い目で見られる。
 私のいる老人ホームでは、マスクをしないで廊下を歩けば、職員に即座に注意される。マスクをすると、血圧が上がるとか、心臓に負担がかかるとか、熱中症になるとか、デメリットもある。それに面倒くさい。
 そろそろマスクはかんべんしてほしいなあ。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です