私は、ときどきユーチューブで音楽を聞いている。ユーチューブは、私の好みを勝手に推測して、音楽を選んでくれる。なぜ選んだのかわからない曲もある。とにかく、私の好みとして選んでくれた曲の中に、アンドレ・リューという音楽家の演奏が入っていた。
リューはヴァイオリンでクラシックの名曲をいくつも演奏する。シュトラウスが作曲したウインナー・ワルツが得意なようだ。私のようにクラシック音楽をよく知らなくて、聞き覚えのある曲、ポピュラーな曲を聞きたいというような人間にはぴったり。私はウインナー・ワルツの軽快な曲は好きだ。元気が出る。
アンドレ・リューはオランダ人で、1949年生まれというから、もう70過ぎのお年寄りである。ユーチューブの画像は古いのか、長髪のむさくるしいオジサンだ。映像は見ない方がいい。欧米では大変人気があるそうだ。
彼はヨハン・シュトラウス・オーケストラを結成して、みんながクラシック音楽が楽しめるように、いろいろな工夫・演出をしている。衣装などもそうだし、観客との触れ合いも大切にしているという。
私が知らないだけで、日本にも何度も来ている。日本の演奏会では、「美しき青きドナウ」の曲で踊る、即興のダンスタイムをつくったりしたそうだ。
今日はウインナー・ワルツを聴き、ウィンナー・ソーセージでいっぱい飲むとしよう。
天の声「気取るな」