新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいる。日本では2回目は70%以上が終わって、3回目の接種が始まる。まずは医療従事者、それから高齢者の順で、行われるとか。
 イスラエルは、コロナワクチン接種の「先進国」である。1回目、2回目の接種が、他の国に先駆けてどんどん行われたことは、記憶に新しい。いま、イスラエルでは、3回目の接種が45%済んだそうだ。日本では3回目接種は、まだわずか0.4%。
 イスラエルでは、4回目の接種が、実験的に始まるそうだ。4回目接種については、まだデータはほとんどない。そこで、効果や安全性を調べる必要がある。
 イスラエルでは、3回目を接種した人の中に、すでに6か月が経って、抗体価が落ちてきている人がいる。そのために、4回目の接種が、喫緊の課題になっている。
 ワクチンの接種がこんなに進んでも、イスラエルでは、いま1日の感染者数は2000人ぐらい出ているという。人口は、600万人ぐらいだから、割合からすると結構な数の感染者が出ているわけだ。
 それに較べると、現在の日本の感染者の数は少ない。しかしまた少しずつだが増加の傾向にあるし、オミクロン株の感染拡大も懸念されている。
 日本の3回目の接種は、どのくらい進むだろう。「2回やったから、もういい」という声や、「副反応が出たから、もうやらない」という声がある一方、接種を希望する人も多い。そうなると、一番の問題は、ワクチン量が十分に確保できるかどうかである。これは政府に頑張ってもらわないと。
 それにしても、ワクチンをつくっている製薬会社は儲かっているだろうなあ。
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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