先日、大阪でビル火災があって、大勢の方が亡くなった。雑居ビルにある心療内科のクリニックで、患者の一人が放火したという。自分も死ぬつもりだったようだ。
雑居ビルは狭くて、階段が一つしかない。出口にところが燃えたら、逃げようがない。政府は、全国の雑居ビルの防火対策をチェックするように、消防に依頼したというが、防火対策では、このような事件を防ぐことは出来そうもない。
ラジオを聞いていると、ある識者は、不特定多数の人の集まる場所では、持ち物検査をするべきだといっていたが、そんなことは現実的ではない。別の識者は、クリニックの院長に不満があったのではないかといっていたが、そうとも思えない。院長だけでなく、不特定多数の人を殺そうとしている。
犯人の人物像が次第に明らかになってきているが、心の中を調べる必要がある。
ちょっと前にも、似たような事件が起きた。京王線の電車内で火をつけ、乗客を刃物で刺そうとした事件があった。乗客や鉄道会社に、恨みがあったわけではないらしい。
世の中が病んでいるとしか言いようがない。
貧富の差がとても大きくなって、底辺の人は苦しい生活を強いられている。世の中に絶望した人が、たくさん出てきている。そしてその中から、このような事件を起こす人が出てくるのではないか。
貧富の差を少なくするために、富の再配分を真剣に考えるときが来ているように思う。
今日は、ちょっとエラそうな意見を書いてしまった。
天の声「そうだな」