この頃、二酸化炭素排出削減の動きがはげしい。世界の国の指導者が、集まって、会合を開いている。世界中が、ちょっとヒステリー状態のような気もする。
なんだか、息をして二酸化炭素を出すのも、まずいなと思ってしまう。冗談だけれど。
私だって、地球が危機的状態にあるのはわかる。この異常気象、なんとか食い止めてほしい。
地球の状態が絶望的になったら、どうするか?ひとつの道は、地球脱出である。どこに行くのか?
まず、考えられるのは火星だそうだ。
現在の科学水準を考えると、大きな宇宙船をつくって、火星に行くのは、遠からず実現できるそうである。そして、火星には、水も大気も、少しはあるらしい。つまり、これらも、何とかなるという。
問題は、行くには行けるが、帰ってこられそうもないことだ。大きなロケットは、地球の上では、つくれるが、移住先の火星では、そんな大きなロケットをつくる設備は、出来そうもない。燃料を手に入れるのも難しい。
というわけで、火星に行ったら、まず帰ってこられない。片道切符しかない旅行である。そうなったら、どんな人が行くのだろうか?はたして、火星移住希望者はいるのだろうか?
そういえば、昔、「恋の片道切符」という歌が流行った。今度は「火星の片道切符」という歌ができるかなあ。
天の声「あんたと関係ない頃の話だ」