ストレートは、よく目にする言葉だ。まず、スポーツ。野球のピッチャーの投げるまっすぐな球がストレート。テニスや、バレーボール、それにボクシングでも使う。
ウイスキーに、水や氷を入れないで、そのまま飲むのがストレート。紅茶やコーヒーの場合は、ブレンドしないで飲むのをストレートというそうである。
浪人しないで、上の学校に進むのも、ストレートだ。これはめでたいことである。
ポーカーの役にもストレートがある。
遠回しないい方をせず、ズバリ言うのもストレートという。
アメリカのテレビドラマを見ていると、「あなたはゲイか?」「いいや、ストレートだ」というような会話が、たくさん出てくる。ゲイでないのを、ストレートというらしい。
あるドラマでは、パーティ会場で、若い女性が、男性のところに近づき、質問する。「あなたは、ゲイ?」
男が「ストレートだ」というと、いきなりキスをする。そして、首を振り、「ダメだわ、相性が悪い」といって立ち去っていった。現実に、こんな事やっているのかな。
ゲイは、アメリカのコミックなどでは、登場人物として大人気らしい。スーパーマンの最新版では、スーパーマンが、ゲイという設定になっているそうである。だから、スーパーマンではなくて、スーパー・パーソンというのだそうだ。
世の中は変わってきた。ガードマンはガードパーソン、サンドイッチマンはサンドイッチパーソンというのかな? ニクマン、アンマンは? ガマンは? ジマンは?
天の声「やめなさい。バカバカしい」