新型コロナウイルスの流行のおかげで、家にこもる人が多くなった。その結果、アルコール依存症の人が、ふえた。いやふえる傾向にあると、ニュース番組が報じていた。
 昔は、アルコール依存症は、アルコール中毒、略してアル中といっていた。アルコール依存症の方がやさしい言葉だが、なってしまうと困ることには変わりはない。
 アルコール依存症の場合、アルコールが切れると、禁断症状が出る。健康も害するし、社会生活上にも、問題が生じてしまう。
 ラジオに出ていた専門家が、依存症になってしまった時、どうすればよいかを解説していた。まず、本人および家族が、「依存症」を理解することが重要だという。そして、専門家に相談すること。そうすれば、治療する手立てをおしえてくれるという。
 世の中には、アルコール依存症のほかにも、いろいろな依存症がある。ギャンブル依存症、これは深刻で、生活が破滅する。他にも、スマホ依存症とか、ゲーム依存症とか、買い物依存症とか・・・ワーコリックは、仕事依存症とは言わないで、仕事中毒というらしい。
 その病気を理解し、専門家に相談する・・・どこかで聞いた言葉だと思ったら、認知症になった時の話だった。認知症の場合は、本人は無理なので、家族が病気を理解し、専門家に相談することになる。困ったことに、相談しても、認知症の場合は、治療法はない。これも依存症と違う点だ。
 何の話でも、すぐに認知症のことになってしまう。これって、認知症依存症かな。
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です