新型コロナウイルスのニュースばかり目立つが、他にも恐ろしいニュースがある。異常気象による災害である。
まず、豪雨である。いろいろなところで、今までには経験したことがないくらい、大雨が降った。わが国では、豪雨の結果、熱海で土石流がおきて、大勢の方が亡くなった。中国では、豪雨で洪水がおこり、地下鉄が水につかった様子が、報じられた。ドイツやベルギーでも、洪水が起きたという。
各地で、猛暑が観測されている。どこだか忘れたが、気温が49度となったと言っていた。シベリアでは、凍土が溶けているという。
異常気象である。地球の温暖化のせいだと考えられている。
昔は、地球上には暑い時期と冷たい時期(氷河期)が交互にやってきて、今は暑い時期にさしかかっているのかもしれないという意見もあった。しかし、いまは、そんな議論は消えて、温暖化は二酸化炭素など、温室効果ガスの放出のせいであり、放出を減らさなければならないことで一致している。誰も異論をはさまない。はさむ余地がない雰囲気だ。
二酸化炭素を減らすには、森林を増やせばよいと思っていたが、そうでもないらしい。森林を増やして、二酸化炭素を固定しても、いずれは樹木は枯れて、やがて腐り、二酸化炭素にもどってしまうというのだ。そういわれてみるとそうだ。
つまり、石油や石炭などの化石燃料を使うことが、自然界のバランスをくずして、地球上の二酸化炭素を増やしているということだ。
化石燃料消費を減らすにはどうすればよいか。いまはコロナのせいで、航空機が飛ばなくなったりして、化石燃料の消費は減っていると思う。チャンスだから、コロナが収まったときに、元に戻ってしまうのではなく、知恵を出してもらいたい。
昔は、怖いものは「地震・雷・火事・オヤジ」といわれていた。いまは違う。オヤジは、もうだいぶ前から、怖いものには入っていない。雷・火事は異常気象と関連がありそうだから、いま怖いのは、「地震・異常気象・ウイルス」かな。
ほかに怖いものといえば・・・おやつの時間だから「饅頭がこわい」
天の声「真面目にやりなさい」