私は暇なので、アマゾンプライムでミステリー・ドラマや映画を毎日見ている。先日見た作品は「未必の故意」がテーマになっていた。
柵が壊れていたバルコニーから女性が落ちて死亡。その時バルコニーには、女性と友人がいて、写真を撮っていた。女性は、カメラを持った友人から、もう少し下がるように言われ、後ろへ下がったところ、バルコニーから転落した。これが未必の故意に当たるか否かが争点になった。
未必の故意とは、行為者が、罪となる事実の発生を積極的に意図・希望したわけではないが、自己の行為から発生するかもしれないと思い、発生しても仕方ないと認めて、行為する心理的状態だそうだ。
ちなみに、政治の世界では未必の故意がたくさんあるように思える。例えば、高市さんの台湾有事に関する発言は、未必の故意ではないのか。いや、単なる故意の発言かな・・・