先日、ラジオで古今亭志ん朝さんの落語を聞いた。昔の録音だけれど、面白かった。
 志ん朝さんは、志ん生さんの息子だ。大昔、私が若いころ、娯楽があまりなくて、ラジオで放送される落語が楽しみだった。その頃の落語家の名人・大家といえば、古今亭志ん生と桂文楽。志ん生さんは天衣無縫、文楽さんは磨き上げた芸で、人気があり評価も高かった。
 でも、私が一番好きだったのは、三遊亭金馬さん。
 林家三平さんも人気があったけれど、私は落語家としては邪道だと思った。
 ちなみに、落語家の名前は、○○代目として受け継がれる。ここであげた落語家さんが何代目かは、私は把握していない。すみません。
 いま、ラジオを聞いていると、番組のパーソナリティをつとめる落語家さんが何人もいる。なんだか、エラそうで、傲慢な感じの人が多くて、私は好きでない。ラジオやテレビよりも、寄席に出て本業の落語を磨いてほしい。
 天の声「あんたはエラそうなことを言うなあ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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