ラジオを聞いていたら、日本酒をつくっている会社の人が出演していて、新しいお酒を開発したと話していた。
 それは冷やして飲むと美味しい日本酒。低アルコールで、平日にも飲んで楽しんでほしいと会社の人が言った。「へえ、日本酒は平日には飲んではダメなのかあ」と、平日も飲んでいる私は思った。それはさておき、この新しい日本酒の特徴は、冷旨酸が含まれていることだという。
 冷旨酸とは、冷やすことでうまみを増す有機酸のことで、リンゴ酸やクエン酸などだそうだ。反対に温めるとうまみを増す温旨酸もある。これは、乳酸、コハク酸など。昆布や貝などに含まれていて、おでんやハマグリの吸い物のうまみだそうだ。
 ちなみに、お酒の温度は料理の温度に近いほうがよい。おでんには燗酒、冷ややっこには冷酒・・・
 「日本酒学」も奥深いのだなあと感心いた。  
 天の声「あんたみたい漫然と飲むのはダメだ」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です