ラジオを聞いていたら、オノマトペの専門家が出演していた。
 オノマトペ、onomatopeia  とは擬音語のこと。 ワンワン、ガラガラ、そわそわ、ぐずぐずなど、声や音、また状態や様子を言語音であらわした語の総称である。
 日本語は、ほかの言語に比べて、オノマトペがすごく多いのだそうだ。しかも日本の古典にも出てくるので、昔から存在していた。これは日本人の表現能力の豊かさだという。
 日本人の表現力の豊かさは他にもある。例えば、静かな状態・光景を、静か、物静か、閑静、静粛、静寂、沈静、清閑、しじま、などと、いろいろな表現をする。一方、英語ではすべてサイレントですませてしまう。
 この頃、自信を失いがちな日本人だが、日本語に誇りを持とう・・・

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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