ラジオを聞いていたら、金木犀の甘い香りがするという投書が紹介された。残念ながら、私は金木犀の香りに気づいたいない。私の家の周りには金木犀がないのか。それとも私が香り音痴なだけかなあ。
俳句の本を見ると、木犀の句がたくさんあった。木犀にはいろいろ種類があって、花がオレンジ色のものをキンモクセイ、薄黄色のものをウスギモクセイ、白いものをギンモクセイというそうだ。
木犀の闇女から口火切る 安藤綾子
木犀の香の輪郭を確かむる 芹沢保
地球はまわる金木犀が二度咲いた 紙谷香須子
考える肘が冷たい金木犀 布施徳子
ちなみに、昔、金木犀という字を見ると、北朝鮮の政治家の一族の人かと思うと、このブログに書いた。
今でも、あのお方は健在なようだ。