映画「13デイズ」は、1960年代に起きたキューバ危機に際して、アメリカのケネディ大統領とその周辺の対応を描いたものである。ケビン・コスナーが演じる大統領補佐官が主役だ。
核戦争の危機、好戦的な軍部との争い、ソ連のフルシチョフとのやり取りなどが、緊張感をもって描かれている。
私は、トランプさんの言動もあって、このところ、アメリカの危機を描いた映画「シビルウォー・アメリカ最後の日」とか「アメリカン・メルトダウン」などをたてつづけに見た。しかしどれも、荒唐無稽な活劇でがっかりした。
それで、もっとましな映画を見たくなった。「13デイズ」は前に見たことがあったが、面白かったので、もう一度見た。
主演のケビン・コスナーは、すぐれた俳優だ。西部劇好きとしても知られている。今や絶滅してしまった西部劇を復活・保存しようともしている。がんばってほしい。