先日、いわゆるゲリラ豪雨が東京を襲った。つまり、予期しない時にザーザーと激しい雨が降った。テレビのニュースを見ていたら、渋谷の駅前も新橋の駅前も、いつもより人通りが少なく、ガランとしていた。 ゲリラ豪雨という言葉は、いつできたのかは知らない。昔はなかった。今は辞書にも載っている。局地的に降る猛烈な雨で、都市部に多い。地球温暖化の影響だという。 俳句の本を見ると、ゲリラ豪雨の句はなかった。でも、夕立の句はいっぱいある。夕立には詩情があるのに、ゲリラ豪雨にはないようだ。