映画の007、ジェームズ・ボンドはとても格好いい。理由はいろいろあるけれど、その一つは彼が着ている洋服にあると、この間ラジオで聞いた。
007の着ている洋服は、テーラー・メイド、つまり仕立て屋さんがこしらえたものだそうだ。何度も寸法を測ったり、仮縫いをして、手間と暇をかけて仕上げた。お金もかかる。デパートで吊るしてあるのを買ったくる私の洋服とはわけが違う。
007は上着を着たままで格闘する。日本のドラマでは、格闘となると上着を脱ぐのが普通だ。仕立て屋さんの作った上着が、体にフィットしているので、自由に動く。さらに、仕立て屋さんが手縫いでこしらえたものは、ゆとりがあって、一段と自由に動けるそうだ。格闘向き洋服だ。
007はタキシード姿もカッコいい。よく似合っている。私も結婚式の仲人などで、タキシードを何回か着たことがあるけれど、我ながら格好悪かった。借り物で、体に合っていない。大抵だぶだぶ。着心地も悪かった。
もちろん、007が格好いいのは、洋服のせいだけではない。鍛えられた、すごい肉体。自分と較べれのが馬鹿だな・・・
天の声「その通り」