先日(4月14日)は、落ち着かない朝ではじまった。まず、黄砂がやってくるというので、身構えた。そして、J-アラート。「北朝鮮がミサイルを発射した。北海道の人は、身を守ってください!」 そんなことを言われても、シェルターが用意されているわけでないし、どうしたらよいかわからないと思う 。
ミサイルは飛んでこず、J-アラートはすぐに訂正された。こんなことを繰り返すと、「狼が来た!」という少年のように、誰も相手にしなくなる。
黄砂は中国のゴビ砂漠などの砂が、ジェット気流に乗って日本にやってくるものだ。春に見られる現象である。空がどんよりと黄色っぽくなり、太陽も霞む。気象用語になっているし、俳句の季語にもなっている。
歳時記を見ると、黄砂にはいろいろな呼び方がある。「霾」という、見たことがない難しい漢字の名前がつけられている。この字は「つちふる」とか、「ばい」と読むらしい。霾ぐもり(はなぐもり)、霾風(ばいふう)という言葉もある。
「霾」・・・雨かんむりに狸か。面白い字だ。どうして狸が出てくるのかなあ。
4月14日は金曜日だった。13日で金曜日だったら、面白かったのになあ。
天の声「面白がってはいけない」