総務省が、全国の空き家の数が過去最高になったと発表した。
理由は高齢化。老齢の親が亡くなる。子供は遠く離れた場所で生活していて、親の住んでいた家には住めない。そこで空き家になってしまう。
空き家にしておくと、問題がおこる。家は朽ちていくし、不審者や動物が入り込む。庭木や草は伸び放題で、近所に迷惑がかかる。管理会社に頼むとお金がかかる。
子供たちには、「負の遺産」だ。そこで手放すことにする。条件が良ければ別だが、なかなか売れないので、投げ売りする。すごい安い値段で売る。
こんな事例を、ラジオで紹介していた。
私のところもそうだった。老人ホームに入居する時に、今まで住んでいた、かみさん名義の家屋と土地を処分したが、その時このような経験をした。
お金は要らないから、自治体に寄贈したいという人もいる。でも、手続きが面倒らしい。簡単な手続きで寄贈できるようにして、緑地・小公園などに活用したらよいと思う。