2月13日は「苗字の日」だった。明治政府が、庶民も苗字を名乗ることを義務付けた日を記念したのだそうである。
明治安田生命保険の調査によると、日本人の苗字のランキングは、多い順に、佐藤、鈴木、高橋、田中、伊藤、渡辺、山本、中村、小林、加藤だそうである。たしかに、これらの名前の友人、知人、有名人をすぐに思い浮かべることができる。
日本の頂点に立つ人は首相だが、過去の首相には上記10位に入る苗字の方が何人もおられる。例えば、佐藤、鈴木、田中など・・・
首相になるには、このような苗字の方が有利なのかなあ。例えば、佐藤さんはたくさんいるから、首相の出る確率が高くなるけれど、多いといっても180万人ぐらいで、全国民の1.5%以下である。むしろ、覚えやすい、親しみやすい、選挙の時そんな姓の人に投票しやすいというようなことがあるのかもしれない。
エライ人でも、ノーべル賞受賞者の苗字を見てみると、そんな傾向はない。
きちんと調べてないので、確かでないけれど、最近の「本庶」「大隅」、大昔の「湯川」「朝永」とか、ありふれた苗字ではない方が多い気がする。
もちろん、ノーベル賞受賞者の中に「佐藤」もいる。この方は元首相でもある。
天の声「きちんと調べてから書きなさい」