ラジオを聞いていたら、学校のクラスでどんな子がもてるかという話をしていた。
もてる子といえば、今も昔も「運動神経のよい子」だそうだ。確かにそうだ。運動会のリレー競走で、何人もごぼう抜きする足のはやい子は、やっぱりヒーローだ。
サッカーやバレーボールなどがうまい子も、もてる。
ラジオである識者が、「運動神経という神経は存在しない」といった。そうかなあと思って辞書をひくと、ある辞書には「中枢の興奮を筋肉などに伝えて、運動をおこさせる神経」と書いてあった。別の辞書には、それに加えて、「反射的に体を動かしたり、スポーツを巧みにこなしたりする能力」とあった。科学的には、運動神経は前者の意味で、運動神経という言葉自体は存在するらしい。
ちなみに、ある年配の二枚目の俳優さんが「なぜいつまで若いのですか?」と訊かれて、「黄色い声がそうさせるのだ」と答えた。
運動神経のよい人はもてて、老けないのかもしれない。
天の声「あんたはだめだ」
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