老人が増え、認知症になる人も増えた。人は歳をとると忘れっぽくなるが、単なる物忘れか、それとも認知症か・・・と家族が心配する。
先日ラジオを聞いていたら、どこかの大学に先生が、認知症かどうかを判定するのに役立つ三つの質問を紹介していた。
まず「いま困っていることは?」ときく。「ない」という答えは、認知症のリスクが高いそうだ。アルツハイマー病の患者は、取り繕うことが多いとのこと。
「現在の楽しみは?」と尋ねて、具体的に回答する場合も、リスクが高い。やはり、取り繕っている。
「3か月以内で気になるニュースは?」ときかれて、「ない」や「具体性のない回答」もリスクが高い。
そばにいる家族に助けを求める人も、認知症のリスクが高いそうだ。
一緒に番組に出ていた人が、「私も認知症にあてはまりそうだ・・・」と言った。司会のアナウンサーは困っていた。私は笑ってしまった。
私は「困っていること」がたくさんある。だから認知症、セーフだ・・・
天の声「あんたは取り繕っている」