藤子不二雄Aさんが亡くなられた。私は藤子さんの漫画の世代ではないので、熱中して読んだ記憶はない。しかし、オバケのQ太郎とかドラえもんはもちろん知っている。
 はじめの頃は藤子不二雄Aさんと藤子・F・不二雄さんのお二人が共同で作品をつくったということだが、どのような役割分担をしたのだろう。一人がストーリーを考え、もう一人が作画するなど、分担したのだろうか。
 二人の作家が共同で作品をつくる例は、他にもある。たとえばアメリカの推理作家エラリー・クイーン。エラリー・クイーンの名で発表された作品は、ダネーさんとリーさんといういとこの関係の二人が共同して書いた。彼らの作品「Yの悲劇」は、しばしば世界の推理小説の中で歴代ベストワンに選ばれる名作である。
 TVドラマ「刑事コロンボ」の一つに、「構想の死角」という作品がある。これはあのスティーブン・スティルバーグが監督したものだ。ミステリーの共同著者を題材にしていた。共同著者ということだが、実際に書くのはそのうちの一人で、相棒の人は交渉や宣伝などを担当。全然書くことは出来ない。そうしたら、ある日、書いている方の人から、コンビ解消を言い渡されてしまう。これは困った。そこで殺人・・・ということになる。共同著作って難しいんだなと思った。 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です