ラジオを聞いていたら、埼玉県の坂戸市の「葉酸プロジェクト」を紹介していた。
葉酸はビタミンBの仲間で、ホウレンソウなど緑黄野菜に含まれている。造血に有効とされていて、不足すると貧血などを起こす。また不足すると認知症になりやすいという。
埼玉県の坂戸市では、「葉酸プロジェクト」を起ち上げたそうだ。先進的栄養学による坂戸市民の健康づくりとのことで、講義や生活習慣の改善指導を行っている。地方自治体が特定の栄養素普及のプロジェクトをやるのは珍しいことだそうである。
実際に効果があって、坂戸市の医療費は全国で最低水準になっているというから、たいしたものだ。
このプロジェクトの指導をしてるのは香川康雄博士。香川博士は生化学者でもあるので、私は存じ上げている。(向こうは私のこと知らないだろうけれど)。博士は今92歳だが、元気で、アクティブに活動しておられる。自分の体の細胞のテロメアを調べて、100歳まで生きられそうとのことだ。
ちなみに、ラジオで埼玉県の坂戸の「ようさん」プロジェクトと聞いたので、私は「養蚕」プロジェクトかと思ってしまった。