この4月1日から、自転車に乗る際、ヘルメットの着用が努力義務になったそうだ。若者に較べてお年寄りのヘルメット着用率は低いらしい。面倒くさいのはわかるが、安全第一。
私は、もう何十年も自転車に乗っていない。大昔、子供の頃は乗っていた。今乗れるかというと、自信はない。しかし、自転車と水泳は一度覚えると忘れないという話を聞いたことがある。本当かなあ。試してみるのはこわい。
浜松に住んでいた時に、息子は自転車で高校まで通っていた。住居(医大宿舎)は郊外にあったので、街の中の高校までは結構遠い。バスはあるが、本数が少ない。自転車だと自由で便利だ。市内のどこへでも遊びに行ける。でも、雨の日はどうしたんだろう?
浜松では、自転車を街の中に放置しておくこともあったらしい。東京に引っ越してきて、同じように自転車を放置したら、たちまち盗まれた。もちろん鍵をかけておいたのだけれど。これで東京の怖さがわかった。
日本の街には、自転車のための道路がほとんどない。大抵自動車と同じ道を走るから、自動車の中から見ていると、自転車は危ない存在だ。また、歩道があるところでは、自転車は歩道を走る。今度は歩行者が危ない。
私が散歩する川沿いの遊歩道も自転車が通行する。あれはいやだなあ。乗っている方は気を付けているようだけれど、すれすれの距離でいきなり追い越されたりする。冷っとする。通行人もヘルメット着用した方がいいのかな。