韓国のソウルで、大きな事故が起きた。繁華街の細い坂道に、多くの若者が押し寄せ、倒れ、圧死者がたくさん出た。大勢の人が狭い場所に集まると、群衆なだれがおきる危険性がある。
日本でも、昔、群衆なだれがおきて、圧死者が出たことがあった。また今日にでも起こる可能性がある。朝夕のラッシュ時の電車、駅のホーム・構内、音楽・スポーツのイベントの会場などなど。人が集まりすぎて怖いと思う場所がたくさんある。
特に怖いと思うのは、エスカレーターである。エスカレーターに乗っているとき、上から人が将棋倒しに倒れてきたら、逃げられない。上りも下りも危険だが、特に下りのエスカレーターは、後ろが見えないから、怖く感ずる。
そして、長いエスカレーターの数が増えている。どんどん地下深いところまで開発が進んでいるからだろう。長いエスカレーターは怖いし、四六時中動かしていて、電気代もかかりそう。
大事故がおきる前に、「長いエスカレーター文化」を、ちょっと考え直した方がよいのではないかなあ。