ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアに侵攻されてから、マスコミの話題の中心人物になった。ゼレンスキーさんは、世の中の同情を集めるためにか、あらゆる機会に顔を出して、演説をした。ちょっとやりすぎていて、商売熱心なセールスマンのようだと私は思った。
ハマスとイスラエルの戦争が始まると、ウクライナは話題に上らなくなった。マスメディアの報道は、こちらの戦争ばかり。犠牲者が何人出たとか、ガザの病院が爆撃を受けて破壊されたとか、外国人の人質の話とか・・・
マスメディアは移り気だ。ウクライナでは、依然として戦闘が続き、大勢の人が家を失い、難民になっているというのに、今は無視、全然話題にしなくなった。
もしも、世界の別の場所で新しい紛争がおきたら、イスラエル―ハマスを忘れて、そちらに飛びつくことだろう。
世界の紛争だけではない。国内問題だって同じだ。たとえば、統一教会のことなど忘れかけている。
忘れっぽいのは年寄りだけでないなあ。