秋になった。スーパーに行くと、”秋の味覚”が並んでいる。梨、栗、サンマ・・・
 今年も、私はサンマを食べていない。サンマは昔ほど取れないから、売っているものは、小さくやせていて、しかも高い。それほど食べたいと思わない。でも、本当の理由は焼けないからだ。
 サービス付き高齢者向け住宅の私たちの部屋には、ミニキッチンがついている。しかし、使えるのは、IHヒーターと電子レンジだけ。これではサンマをおいしく焼けそうもない。
 もしも、七輪でサンマを焼いたら、煙が廊下に出て行って、ちょっとした騒ぎになるだろう。なにしろ、トーストを焦がしても、みんなが心配して廊下に出てくる。
 サンマは焼いて食べるのが普通だけれど、新鮮なサンマの刺身はおいしい。大昔、仙台に住んでいた時、隣り街が有名な漁港の塩釜だった。そこでサンマの刺身を初めて食べた。とてもおいしかった。
 サンマといえば、大昔サンマー・タイムというのがあった。夏季に時間を1時間繰り上げる制度だが、評判が悪くて、すぐに廃止になった。
 秋でなくて夏にサンマ・タイムとはね・・・
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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