私はアマゾン・プライムでドラマを楽しんでいる。天才少年「ヤング・シェルドン」シリーズの話は前に書いた。シェルドンは10歳で大学に入り、理論物理学の研究をした。シェルドンが成長して大人になってからの物語が「ビッグバン・セオリー」だ。
シェルドンは理論物理学の研究者になった。天才的な業績を上げるが、変人であり、尊大な人物だ。彼は科学の中で理論物理学が最高の学問だと思っている。化学はまだしも、生物学や地質学はゴミのような学問だと思っている。
シェルドンにエイミーというガールフレンドができた。彼女は神経生物学者。エイミーは「理論物理学者は宇宙の成り立ちなどの大問題を解いていると威張るけれど、しょせん、それは脳の生理現象。つまり、脳神経生物学の掌の上にある」と言って、理論物理学よりも神経生物学の優位性を主張した。
ドラマの中の話だけれど、誇り高い高慢な理論物理学者の鼻柱をくじいたようで、面白かった。
天の声「あんたは理論物理学コンプレックスだ」