アマゾン・プライムで、「オルトロスの犬」というドラマを見た。昔、TBSテレビで放映したものらしい。
どんな病気やケガも治せる神の手を持った男と、一瞬にして人を殺すことのできる悪魔の手を持った男の話である。
ドラマではいろいろな事件・場面が絡んで、それなりに面白くできているのだが、ちょっと物足りないというか、スケールが小さいなあと思った。
もしも今、神の手、悪魔の手を持つ人がいたら、アメリカのCIAやロシアの秘密諜報機関が黙っていない。拉致してしまう。中国や北朝鮮も同じだ。
拉致して、自国の要人の病気の治療に当たらせる。また、そのメカニズムを調べて、軍事力への応用を研究する。
なまじ神の手や悪魔の手を持っていると、大変な目に合う。幸せではない。
普通の人間であることが幸せなのだ。
天の声「悟ったようなことを言うなあ」