ラジオを聞いていたら、ドイツ在中の方が話をされていた。いまドイツでは首相が眼帯をしているというので話題になっているそうだ。転んでぶつけたそうだが、「黒い」眼帯をしているという。
日本では、眼帯は白いのがふつうである。日本では、マスクもふつうは白。ギプスも白。ところが、ドイツではいろいろな色のマスクをしているし、ギプスも赤いのや青いのがあるそうだ。
日本人にとっては、白は清潔感をあらわすものだから、お医者さんをはじめ医療関係者はみんな白衣を着ている。白衣の天使という言葉もある。
ドイツでは医療従事者がどんな色の衣服を着ているのかは、教えてくれなかった。
昔は、医療関係者だけでなく、化学屋も白衣を着ていた。もっとも、医療関係者のようにしょっちゅうは取り換えないので、汚れていて「白衣」とは言えないようなものを着ていた。
東北大学にいたときに、私が教授・助教授の会合に白衣を着て出席したら、ボスの先生に「作業衣を着てくるな」と怒られた。自分じゃ、きれいな白衣を着ていったつもりだったのに・・・