炬燵(こたつ)記事という言葉をラジオで聞いた。炬燵に入っても書ける記事、つまり取材などせずに書けるお手軽な記事のことを言うのだそうだ。ネットに上がる記事は、炬燵記事が多いという。
 炬燵と聞いて、懐かしくなった。老人ホーム(サービス付き高齢者向け住宅)に入ってからは、炬燵と無縁の生活をしている。しかし、その前、埼玉県の一軒家に住んでいた時は炬燵を使っていた。かみさんが掘りごたつが好きで、家を建てる時に、大きな掘り炬燵をつくった。
 冬は、炬燵に入ったら出られなくなる。それどころか、中で眠ってしまう。
 大昔、私が子供のころは、我が家には掘り炬燵はなくて、小さな置炬燵だった。熱源も木炭やたどん、豆炭などだった。やがて、電気炬燵が普及した。赤外線ランプで温める。赤外線が猫にはよくないと言われたが、我が家には猫はいなかった。
 老人ホームに入ってからは、炬燵と無縁の生活になった。ちょっと寂しい。
 それで、炬燵記事のブログを書いている。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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