あるラジオ番組が、死刑制度を取り上げていた。いわゆる民主主義国家のうちで、死刑制度があるのは日本とアメリカの一部の州だと聞いて驚いた。そのアメリカの一部の州も、実際には、もう何年も執行されていないという。
死刑執行のやり方も、アメリカでは、薬物注射だそうで、日本とは違う。執行する日時を、あらかじめ知らせておく点も、日本とは異なる。
「欧米がそうしているから、日本もそうしなければ・・・」ということでなく、日本の死刑制度を考えるべきだと、識者は言っていた。私もそう思う。
それに、近頃とんでもない犯罪を犯した人が、しばしば「死刑になりたかったからやった」といっている。このことからも、死刑はやめた方がよいのではないか。
安楽死も、日本では認められていない。議論すらあまり聞いたことがない。欧米では認めようという考えがあるし、スイスでは認められている。薬物による死だが、最後の行為は自分で行う。
宗教など、日本と欧米ではいろいろ違いがあるけれど、日本でも安楽死を真剣に議論をした方がよいと思う。
天の声「あんたには重すぎるテーマだ」