ラジオを聞いていたら歌声喫茶の話をしていた。
歌声喫茶は昭和30年代に流行した。客が店内で合唱を楽しむ。新宿の「ともしび」という店が有名だったそうだ。ともしびは高田馬場に移って、今でもあるという。
昔の歌声喫茶では、主にロシア民謡や労働歌が歌われた。今は、それらに加えて、演歌や流行歌も歌われるとのこと。
私は昭和30年代に若者だったが、歌声喫茶には行ったことがない。大学の学生・院生だったが、私を指導してくださった助手の先生は歌が好きだった。昼休みなどに、仲間を集めて合唱していた。そこに加われば、わざわざ入場料を払って歌声喫茶に行く必要がなかった。
しかし、私はひどい音痴だ。逃げまわって、合唱には参加しなかった。
大昔の話だ。
天の声「年をとっても音痴は治らない」