ラジオである会社が、自社の製品を「これはトクホではなくて機能性表示食品です」とコマーシャルで言っているのを聞いた。へぇーと思った。私は、トクホ、すなわち特定保健用食品の方が、機能性表示食品よりも取得が難しくて、いわば格上だと思っていた。
 そこでコパイロットに訊いてみた。すぐに、答えが返ってきた。
 トクホになるには国の審査があり、有効性と安全性の科学的根拠を提示する必要がある。一方、機能性食品は、国の審査がない。科学的根拠は、論文の引用でよい。
 つまり、企業にとって、トクホの方が、ハードルが高い。機能性食品なら、中小企業でも取りやすい。
 やっぱりそうだった。では、あのコマーシャルは、どういう意図なのだろうか? とても正直で謙虚な会社なのかなあ・・・  

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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